2016年8月22日月曜日

激安スキレット使ってみました

 前回に引き続きキャンプ道具のお話し。今回はスキレットのレビューです。

 
スキレットとは鉄製のフライパンのことです。ダッチオーブンのフライパンなイメージ。

最近ニトリなどで売られている激安スキレット、「ニトスキ」が流行っているようですね。

私も先日立ち寄ったホームセンターで、16㎝のスキレットを発見。598円とかなりお買い得な値段だったので思わず購入してしまいました。

 

ただ家庭用のフライパンに比べてかなり重厚な作り。丈夫ですがそれだけ重い。また中華鍋と一緒で、使い始める前の慣らしや日ごろの手入れが必要なので、使ったことがないとめんどくさく感じます。

実際に使ってみると、思ったほど手間がかからず、予想以上に美味しく料理ができることに満足。

購入後まずやらなくてはいけない事は、よく洗ってから火を通して油を馴染ませる事です。

 

中性洗剤とスポンジで洗って水気を切ります。私の場合は、庭でカセットコンロを使って10分程度空焚き。最初白い煙が出てきますが、落ち着いてきてから火を止めオリーブオイルを表面に練りこみます。

本来はお湯を沸かして沸騰した状態で洗浄したり、油をなじませた後、くず野菜などの油炒めをしてスキレットに油を吸い込ませるのが良いみたいですが、今回はミニマルな作業だけ。代わりにキャンプ場でソーセージと目玉焼きを調理。

 

全然コケつかず、食べ物にも火がよく通り、なかなかいい感じで食べ物が出来上がります。

調理後の手入れは、ストーブや焚き火、ガストーチなどで油汚れや食べかすを焼き切り、さめてから亀の子たわしなどでゴシゴシ。

 

その後は水気を切ってオリーブオイルを薄く塗るだけです。中性洗剤で後は染み込んだ油も落としてしまうそうなので使わないようにします。金タワシはホントはNGなのですが、頑固な汚れには私は使っちゃってます。洗浄後いちど火にかけて水気を飛ばして、少し冷ましてからオリーブオイルを塗ってます。保管は新聞紙などに包んでおくと良いらしい。

 

慣れてしまうと、なかなか使い勝手も良く家でも使うようになりました。特にステーキやハンバーグなどはとても美味しく仕上がります。

この16センチのスキレットのサイズであればあまり気を使わずにキャンプツーリングにも持っていけそうです。重さは約730グラム。

これの1つ上のサイズ、20センチのスキレットもありましたが、私が使っているプリムスのシングルバーナーの五徳サイズでは16センチのサイズが限界かな。

ちなみに笑's b6君にもぴったりなサイズです。が、今のところ炭火よりガスストーブでガンガンに熱くして料理する方が向いている印象。

 

焼く、炒める料理がとても美味しく出来上がりますし、アウトドアな雰囲気も盛り上がります。道具としての愛着も湧いてくるので、これからのキャンプの常駐アイテムとなりそうです。



2016年8月20日土曜日

キャンプ道具: モノポールテント SP by キャンパーズコレクション

今回は夏用に新しく購入したキャンパーズコレクションのモノポールテントのレビューです。 

 


いつもは Coleman Fad X3 (コールマン・ファッドX3) のドーム型テントを愛用しており、居住スペースの広さ、大きい土間スペース、コンパクトな収納サイズ、簡単な設営など私にとってはぴったりなテントなのですが、唯一の欠点は風通しの悪さ。

 


真夏の夜には、標高が高いキャンプサイトでない限りとても暑くて寝ていられません。

そこで目をつけたのがこのモノポールテント。全面がメッシュになっていて通気性はとても良さそう。おまけにとても収納がコンパクトで、軽い上に設営もとても簡単。

スペックは下記の通り:

キャンパーズコレクション
モノポールテントSP(1-2人用) 
MP-2SP(BER)
  • 本体サイズ:幅210×奥行310×高さ150cm
  • 本体重量:2.5kg
  • 材質:ポール=アルミニウム、生地=ポリエステル
  • 原産国:中国
  • 収納時サイズ:幅14×奥行14×高さ50cm
  • 付属品:キャリーバッグ×1個、ペグ×12本
価格 15,400円(送料無料@Amazon)

これに合わせて DOPPELGANGER OUTDOOR グランドシート GS1-222 【2010 × 2010mm】(2,333円、送料無料@Amazon)も購入。

以前このテントは7,000〜8,000円で売られてたこともあったようで、最後の最後まで購入するかどうか悩みましたが、私が求めていたいテントのスタイル、サイズ、収納などの条件を満たしたテントが見当たらなかったのと、それでも15,000円程度と、まだかなりお得感のある値段帯だったので購入を決意。

早速届いた後に、コールマンのファッドX3と大きさの比較。実際に手で持ってみると2〜3割程度小さく、コールマンに比べるとかなり軽いです。

 


タナックスのキャンピングシートバッグ2(拡張してない59㎝の状態)に入れてみても、サイドにコブシ2つ分ぐらいの余裕があります(コールマンはコブシ一つくらい)。

 


ドッペルギャンガーのグラウンドシートもこのテントにピッタリなサイズ。こちらはキャンプ以外にお花見とかにも使えそう。

 


設置はまず最初にグラウンドシートを広げて、テントの向きを決めます。そしてシートの上に、テントのインナーを広げて四隅にペグを打ちます。そしたらポールを差し込むだけ。

 


その後は入り口に合わせてフライシートをかぶせて、フライシートもペグダウンをするだけで終了。



なんとも楽ちんな設営。慣れたら多分5分程度で出来そう。

テントの真ん中にポールが有るで、 中のスペースの使い方にはコツがいるかもしれませんが、1人ならかなり広々と、2人でも余裕あるサイズです。3人以上は厳しいでしょう。前室もそこそこスペースがあるので、バイクブーツやサンダルだけでなく、小さい荷物も置ける位のスペースがあります。

最初にこのテントを張ったのは岐阜県の平湯キャンプ場。こちらは標高が1,000メートル以上ある涼しい場所で、キャンプサイトは森の中。雨の心配もなかったのでテントだけでオッケーな環境でした。

その後にキャンプをした和歌山県の川湯温泉のキャンプ場は木陰の場所が全て埋まってしまっていたので、タープの下に設置。

 


バラバラのブランドですが、背景の深い山の緑とのバランスは良い感じです。

 


テントの中も広く、背丈も十分にあるので圧迫感もなく快適です。フルメッシュも十分に効力を発揮し、とても暑い日でしたが寝苦しいことなく快眠できました。

まだ3泊しか使っていませんので、耐久性はこれから様子見ですが、今のところ目立ったダメージや気になる点はありません。ただしインナーの床の部分の生地はあまり厚くないのでグラウンドシートは必須と思われます。

構造上、雨天時のテントへの出入りは、テントの中へ雨が入ってきてしまいそう。天候が安定しないようなときは、タープで出入口の雨よけとしてカバーした方が良いかと思います。

フルメッシュなので、真夏以外のキャンピングには私の持っている装備では寒過ぎるかもしれませんが、暑い季節用のサブテントとしては★★★★★です。設営も簡単なのでキャンプ初心者にもお勧めできます。

寒いと感じる季節になるまでしばらく使ってみたいと思います。

2016年7月11日月曜日

ツーリングレポート:伊豆で寿司、箱根で温泉♨︎ 気軽な日帰りツーリング

今年の梅雨は雨が少なく水不足があやぶまれていますが、週末に天気が大崩れしないのはバイカーにはありがたい限りです。

といえどもさすがに梅雨。この週末の土曜は雨の予報だったのでたまった仕事を片付けるために出勤(涙)。午後から天候は回復して、日曜は晴れマークでしたので日帰りでツーリングへ!

ただ、少々疲れ気味の今日このごろ。あまり無理して走らず、のんびりと温泉にでも入って癒されたいなと。

夏でも涼しく、手軽にそこそこ走りを楽しめて、美味しいランチ、そして温泉。。。 んー、富士山方面か伊豆・箱根方面しか思い浮かばん。

最後までプランがはっきりしないままだったので、とりあえず、東名で御殿場あたりまで行くうちに思いつくかな!? と、あいまいなスタートでしたが、行く途中で美味しい海鮮が食べたいとなり行く先決定!いざ伊豆へ!

今回のルートは:
1) 東京インターから東名高速で御殿場
2) 御殿場から138号箱根方面➡︎401号を駆け上り箱根スカイライン・芦ノ湖スカイライン
3) 20号経由で湯河原パークウェイ・オレンジロードに乗り湯河原へ
4) 回転寿し花まる湯河原店でランチ
5) 熱海ビーチラインで熱海に南下➡︎11号で十国峠
6) 20号で箱根峠➡︎芦ノ湖畔に抜けて旧東海道
7) 箱根湯本手前にある天山湯治郷で温泉♨︎
8) 箱根から小田原厚木道路➡︎東名で東京へ

以上、東京インター発9:30ころ、18:00には地元の池袋エリアといったボリュームです。

 

東京方面からですと、西湘バイパス〜東伊豆〜箱根というのがメジャーなルートではありますが、今日は(も?)スタート遅めで、しかも早めに帰宅したいこともあり、to/from の道のりはできるだけ東名経由を活用しました。

その日は珍しく東名は空いてまして、途中海老名SAで休憩しましたが、11:00には御殿場到着。

御殿場ICからは138号を箱根方面へ。山を登ってしばらくすると右手に401号の入り口。目印は風車があるドライブインをすぎて、最初の信号を右折、箱根スカイラインの入り口を目指し駆け上ります。

この401号線、私の中では関東でトップテンに入る私好みの峠道(^ ^) 距離はさほど長くないのですが、タイトなコーナーが連続する林道思わせる道路。スピードが出ない私のバイクでも十分に楽しめる。 ※細い道ですが結構対向車が来るので、ブラインドコーナーでは注意が必要です。

森の中を走りぬける401号線で山頂付近に近づくと、一気に視界が開けて相模湾を見下ろす光景が。右手には日本一の富士山が。

その先に箱根スカイラインのゲートがあります。
そこからの眺めは素晴らしく、富士山の大きさを感じるとても良いビューポイントです。バイクを停める場所もあります。

箱根スカイラインに続き芦ノ湖スカイラインになるんですが、両方とも中高速のコーナーが続くとても走りやすい気持ちの良い道路です。標高が高いだけあって夏は涼しく過ごしやすい。この時期にはぜひ走りたい道路。膝を擦りながらさっそうと走り抜けていくスポーツバイクが多いので時々ミラーを見ながら後から近づくバイカーには合図して先に行ってもらいましょう。

前半の箱根スカイラインは、合間から駿河湾そして富士山が見え、後半の芦ノ湖スカイラインは芦ノ湖を見下ろす絶景を物休憩所があるとても贅沢なスカイラインです。

 

箱根スカイラインの途中には、ビューポイントである三国峠展望台。

 

当日はあいにく富士山は雲の中でしたが、駿河湾を見下ろすスケールの大きい絶景が眼下に広がります。

 

なんといっても401号から箱根峠まで全く信号がないので、観光渋滞が頻発の芦ノ湖の湖畔側でイライラすることもありません。

箱根スカイラインは250円、芦ノ湖スカイラインは260円、計510円かかりますが、あの夏の清涼感と景色、それから走りを楽しむと考えれば決して損では無いかと。

 

芦ノ湖スカイラインの料金所をぬけていきますと箱根峠。そこから20号を箱根ターンパイク、湯河原パークウェイ方面へ。次の目的地は湯河原にあるお寿司屋さん。

箱根ターンパイクから大観山、75号(通称 椿ライン)の峠道が401号に負けない位の峠道でとてもご機嫌なルートではありますが、今回は時間の関係でなだらかで最短で湯河原に抜けれる湯河原パークウェイ(有料道路330円)を利用。

 

湯河原パークウェイを抜けると、素敵な旅館が続く情緒ある風景に。

 

そのまま降りていくと途中オレンジロードの看板が出てきます。これといって特徴のある道路では無いんですが、こちらの方が多少早く湯河原に着くはず、たぶん。

この頃にはお腹も空いてきて、早くランチにありつきたい(´Д` )

伊豆に来るとよく来るのがここ: 「伊豆の回転寿司・花まる 湯河原店」

オレンジロードから75号左折、湯河原駅を通り越して135号にぶつかったら左に行くとすぐです。

西湘バイパスまたは小田原方面から来る場合は、真鶴道路の終点地点過ぎてすぐの所。

回転寿司ではありますが、地元でとれる魚を多く使っているようでネタは良く、何より観光客プライスの店が連なる伊豆ではかなりリーズナブル。ここのアラ汁はボリュームで食べごたえ(飲みごたえ)ありです。魚のおすすめはやはりタイなどの白身でしょうか。どれも美味しく、1,500円から2,000円ぐらいあればおなかいっぱいになります(昼は大食いしないので、個人差はあるかもしれませんが(´Д` )  このあら汁と茶碗蒸しで結構お腹が先に満たされちゃうんです(´Д` )

 

食事後、この辺まで来ると東京から約140キロから150キロぐらい走行のはず。このお寿司屋さんの近くには2件ほどセルフのガソリンスタンドがあるので、今日の行程で言えばこの近辺で給油しておけば帰宅まで給油の心配はありません。

お寿司屋さんを後にして135号を南下。すぐに左手に熱海ビーチライン(200円)の入り口が出てきます。

この有料道路は距離が短いですが、海のすぐ側を走り抜ける景色が抜群な道路。風が強く波が高いとたまに波飛沫が飛んできます^^;

ここを通らないで135号をいくと結構遠回りになってめんどく、交通量も多いのでちょっとイライラする感じに(´Д` ) 個人的にはこちらのビーチラインがオススメ。

熱海のビーチ沿いを通り抜け、11号を経由して再び山の中に戻ります。熱海ビーチラインから来るとちょっと11号まではわかりにくいんですが、来宮駅を目指していくと11号が見つけやすいかと思います。

この11号を伊豆スカイライン方面に。そこから20号に乗り換え箱根峠方面に。今回は久しぶりにその途中にある十国峠で一休み。

 

そのままいくと、お昼前に通り抜けた湯河原パークウェイ、箱根ターンパイクの入り口に戻ってきます。ここからまた箱根峠方面に向かい、旧東海道に入ります。

その途中、今回は旧東海道沿いの甘酒茶屋に立ち寄りました。いつも通り過ぎるだけでここによって見るのは初めてでしたが、中には囲炉裏もある作りで歴史を感じるなかなか良い茶屋でした。

 

 

そのまま旧東海道を下って行きますと、箱根湯本の手前近くにある、関東近辺では私が1番好きな日帰り温泉地、「天山」が左手にあります。


 

入り口も、もちろん施術の中ももとても綺麗、新しいけど洗練されすぎていない。とてもセンスがあり品もある雰囲気だけど、お高くとまっていないし、丸出しな地元感もなく程良い異空間、程良い観光気分、程良い癒しに、程良い湯加減。都内でいうと1人でも気軽に立ち寄って呑める居心地の良いバー、みたいな。私のバイクツーリングの最後の、また週末の最後の楽しみ。

ここのお風呂は野天風呂が主。ちょっと熱めですが柔らかい泉質、熱くなったらベンチに座って風に当たり。お風呂は短めな私でも、ここでは結構ゆっくりとお湯の中で過ごしています。

料金が1,300円とちょっと高めの値段設定ではありますが、いつも倹約ゾンビのような生活の自分に対してのちょっとしたご褒美と言う感じでしょうか。ちなみにゴロンと横になれるお座敷もありますし、ここで軽く一眠りをしてくもよし、またはここでのんびりして帰りの渋滞時間を避けると言うのも有り。

ここからは小田原厚木道路の入り口も近いので東京方面に帰るのもとても便利。

その日は厚木のジャンクションでバイクと車の横事故があったせいで、ジャンクションから大渋滞(´Д` ) 

だがしかし、お風呂で元気を取り戻した体にすり抜けの神様が降りてきた。すすいのスイーと渋滞をかわし、大幅な車線規制で行楽帰りの車のほとんど足止めしていたジャンクションを抜けたらそれまでの渋滞が嘘のよう。

結果的には6時ごろには地元に帰れちゃってました。

今日の走行距離は約280キロ。気持ち的にも、時間的にも、体力・心にも余裕ある、久しぶりに伊豆・箱根も堪能できたツーリングでした。


2016年6月27日月曜日

ツーリングレポート: 日帰り・那須高原(涼しさを求めて~)

今回は6月の最後の週末に行ってきました、那須高原の日帰りツーリングのレポートです。

先月発生したバッテリー & 発電系トラブル(前回のエピソードはこちらから)の高額修理代が響き6月は遠出もできず(´Д` ) 当面引きずりそうな懐ろ事情ですが、せっかくの給与日後の最初の週末、しかも日曜は天気も晴れマーク。またゾンビのような生活に舞い戻ることとなりますが、一回くらいは遠出もしたいとなりました^^;

遠出といえども贅沢な内容では決してないので(´Д` )

梅雨の合間といえども、晴れた日には真夏日に近い気温。ツーリングに行った日もそんな暑い日でした。

夏のツーリングと言えば涼しさを求める高原や峠道。いつもは比較的都内からアクセスも良い伊豆や長野方面、近場で言えば秩父や奥多摩エリアに清涼求めて走りに行きますが、今回は日帰りではあまり行ったことがない北関東方面、夏は避暑地、冬はスキーリゾートで有名な那須高原まで足を伸ばしてみました。

こちらがツーリングの概要:
1)道の駅「湯の香しおばら」⇨R30
2)殺生石
3)那須岳、峠の茶屋、ボルケーノハイウェイ
4)ランチ@手打ちそば青木屋 in 那須
5)温泉神社
6)鹿の湯 温泉
7)南ヶ丘牧場(ソフトクリーム)
8)塩原温泉郷
9)R56 (塩原から矢板インター方面に抜ける峠道)

 

上記の工程で早朝8:00発(東京、池袋エリア)、19:00帰宅でした。

ちなみにツーリングのテーマは、【高原の涼しさを感じつつ、走るだけじゃなく観光も少しはする】です。

那須高原をバイクで行くのは初めてなので、しかも前日に思いつきで立てたプランではありますが、那須高原の要所を抑えられたツーリングとなったとは思いますので、このエリアに日帰りで行こうと思っている方に少しでも参考になれうれしいです^^;

日曜日の朝、池袋近辺から8:00出発です。
首都高はこの時間帯、交通量もそこまで多くなく、順調に東北道に乗り継ぎ。

途中、羽生パーキングで朝のコーヒーを飲みつつ休憩。青い空と白い雲。久々に東北道バイクで走りしたが、東名、中央、関越とはまた違った空の広さを感じます。

渋滞もなくスイスイと西那須野塩原ICで高速を降りて、道の駅「湯の香しおばら (アグリパル塩原)」に10:30に到着。

 

ここから、R30を東北に進めば那須高原方面。
西方面に行けば塩原温泉です。今回は東北方面の那須高原を目指し、その後またこのR30を戻ってくる感じでR400で塩原温泉方面に抜けます。

那須高原に向かうR30は、なだらかな走りやすい道。両脇を木に囲まれ夏は走っていて気持ちの良い道路です。所々牧場もあり高原に向かっていると言う気持ちが高まります。

 

広谷地の交差点を左折してR17へ。そのまま道なりに行くと目的地の那須高原です。徐々に上り坂の勾配がきつくなり、標高も一気に800メートル。

11:00ころ最初のツーリングスポット、「殺生石」は那須高原の観光案内所、その先にある温泉神社を過ぎてすぐの左手に。無料の駐車場も有り。

 

温泉神社のすぐ隣なので、神社のほうにバイクを駐めて歩いて殺生石に行くこともできます。

 

この辺に来ると、強い硫黄の臭いが。この後入浴する温泉「鹿の湯」への期待が膨らみます。

殺生石の観光が終わると、そろそろお腹も空いてきましたが、昼食をとるにはまだちょっと早い時間。

先に17号をさらにすすみ、山頂付近にある「ボルケーノハイウェイ」を走ることに。山頂付近を一周するルートです。20-30分もあれば周ってこれます。

山頂手前には那須ロープウェイが有りますので、天気の良い快晴の日にはこれもありかなと思います。今回はちょっと雲が出てきていたのでパス。

代わりに山頂付近にある「峠の茶屋」で休憩。ここからの眺めもとてもきれいでした。

 

茶屋と言う位なので食事もできるかなと思っていたのですが、こちらは期待はずれ。カレー、うどん、キノコ汁などの軽食はありましたけど、ご当地感は無し。しかも微妙に強気な値段(´Д` )

 

ということで、17号を温泉神社まで戻り、そこの駐車場の脇にある「手打ちそば青木屋」にてランチ。中は10人ほどでいっぱいになりそうな小さい店ですが、眺めも良くて雰囲気は良いです。
ちなみに駐車場の向かい側には、もう一軒お蕎麦屋さん、それと那須高原の牛肉を使ったと思われるハンバーガ屋さんも有り。

 

ここでは、鴨汁つけ蕎麦(大盛、1,300円)をいただきました。コシのある蕎麦に割とあっさりめのつゆ。とてもおいしかったです。付け合わせに出てきた沢庵が美味しくて、思わずお土産に1本購入(400円)。

 

食後は、そのまま歩いて温泉神社に参拝。

 

珍しい名前の神社ですが、はじまりは1,000年以上前?!という歴史もあり思ってた以上に立派な神社でした。

 
(これは参道の途中の左手にある愛宕神社。手前に湧き水も有り、とても静かで良い雰囲気の神社です)

温泉神社参拝後、すぐ目の前にある「鹿の湯」へ。温泉神社の駐車場から歩いても行けますが、バイクで移動した方が楽(帰りが坂道)

 

ガイドブックにもよく出てくる有名な温泉です。
42〜48度まで六つのます状の湯舟があり、白濁の強めの硫黄の香りがするこれぞ温泉という湯でした。

暑い日ではありましたが、那須高原と山頂付近は20度ちょっととメッシュジャケットでは肌寒いくらい。冷えた体にちょうど良いナイスなタイミングでの入浴となりました。

順々に高温の浴槽に移り46度まで試しましたが、これが限界。耐えられず秒殺(´Д` ) 地元の人らしき人は48度もつかっていたのは驚きましたが、基本短めに入ったり出たりするのが良いみたいです。さほど広くない中の浴槽の脇には、おっさんたちが体育座りしながら休憩してます^^;

 

入浴料は500円。中は掛け湯する場所、浴槽、体育座りする(笑)スペースのみなので、体や頭はお湯かぶるだけしかできませんのでご注意を。

かなり硫黄臭は強めなので頭からかぶると残りのツーリング中臭いが残るかも。

温泉ですっきりして体があったまったところで、R17を下り、一軒茶屋前交差点を右折。数分走って左手にある「南ヶ丘牧場」に立ち寄りました。ここもガイドブックに出ているメジャーな観光地のようで、駐車場もいっぱいなくらいの人が来ていました。二輪駐車場有り。

 

観光地化された牧場で、マス釣り、手ぶらバーベキューなどもできる、どちらかといえば家族連れ向け。おっさんライダーのツーリングには不向きか^^;

動物とたわむれるのが目的でなく、私はこれが食べたかったんで^^;

 

濃厚ソフトクリームです。ふつうのソフトクリームでよかったんですが、「極限まで濃厚にした」という説明に惹かれまして…

出てきたのは普通のソフトの半分くらいの大きさ… ま、凝縮されてるということでしょうと勝手に解釈。

確かに濃厚。生キャラメルのようなねっとりな食感、美味しい。けど、のど乾くな。コーヒーも頼めば良かった^^;

牧場を後にR17⇨R30 を最初に立ち寄った「道の駅 湯の香しおばら」に戻ります。

道の駅のところのスタンドで給油。R400を塩原温泉方面へ。

塩原温泉でも入浴しようかとは考えたのですが、明るいうちに都内に戻りたいこともあり、今回はバイクでぶらりと街中を走るだけに。

ここからは、R400⇨日塩有料道路で日光経由で帰るのも、良いルートですが、マップル見ていて見つけたR56という林道を抜けて矢板ICを目指すことに。林道ですが舗装されてます。前半はかなり幅狭い。

このR56、林道よろしく、なかなかのタイトなコーナーの連続。私好みの道です(^ ^)  春に替えたミシュランコマンダー2のタイヤもご機嫌。

帰りは、矢板ICから少々渋滞はしてましたが、予定通り19:00に無事帰宅。 往復430キロのツーリングでした。

【まとめ】


  • 那須高原、アクセス良くて日帰り圏内
  • 夏でも現地は涼しい。しかし現地までの往復の東北道はかなり暑い。早朝の出発と、ちょっと遅め、夕暮れいこうの涼しくなる時間帯の高速道路移動が良いかと。
  • ランチは那須神社エリアか手前で食べるべし(それより先はあまり無い)  ※ただし、今話題のラーツーよろしく、バーナー持参でラーメン作って食べるなら山頂付近にはナイスなスポットが多い♪
  • こじゃれたランチは那須高原の手前の両脇に立ち並ぶとこも見てみるべし(今回のツーリングは予算の関係でスルー。。。)
  • 殺生石、思ってたほどスケール小さいが、序盤に立ち寄って硫黄臭さに那須高原きたぜ!のテンションあげるべし
  • とりあえず温泉好きは鹿の湯に寄るべし
  • 鹿の湯では頭から湯をかぶるな(温泉の硫黄のにおいが残る) & 46°と 48°の湯船にはそっと入るべし(熱いのでお湯が動くとまわりの悲鳴が聞こえる 笑)
  • 温泉神社は意外と歴史が深い
  • 南ヶ丘牧場ではおっさんだけの場合、浮く可能性アリ。とりあえずソフトクリーム初心者は普通のにしとくべし。
  • 県道56号、いきなり細いハードな林道になるが、ひるまずに進むべし。でも、時間に余裕あるなら日塩有料道路で日光経由で帰るのをおすすめする
  • 明るい時間帯で帰宅しようとすると、帰りは渋滞にはまる(が、中央や東名高速の日曜の夕方に比べればまし。。。と思われる)。なんなら宇都宮で餃子を夕飯に食べて渋滞解消を待って帰るのもアリ
  • メッシュジャケットは正解。でも高原にはウィンドブレーカーは持っていくべし


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